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 国民民主党が参院選に向け、独自のAIファクトチェック戦略を始めます。新たにスタートしたJBpressのYouTube番組「西田亮介の週刊時評@ライブ」で、国民民主党の伊藤孝恵・参院議員が明かしました。SNSでの根拠のない偽情報の拡散が問題となるなか、国民の新戦略はどんなものなのか。日本大学危機管理学部教授の西田亮介氏と伊藤氏との対談を、全4回にわたってお届けします。

※詳しい対談の模様は、JBpress公式YouTubeの新番組「西田亮介の週刊時評@ライブ」でご覧ください。

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AIが6万件の意見を学習、政策動向をチェック

西田亮介氏(以下:敬称略):AIなどの活用も進んでいますか。

伊藤孝恵・国民民主党参議院議員(以下:敬称略):今、国民民主党には6万件ほどの意見データが集まっています。衆議院選挙の公約を全部学ばせたAIに意見データを突合し、私たちが見逃している指摘や踏み込み不足のところを炙り出しています。

 それを各党員にチェックしてもらっています。まさに、オープンイノベーションです。

西田:AIを使ってさまざまな意見を政策に落とし込んでいく取り組みは、各政党が急に始められましたよね。

伊藤:でもみなさんやっているフリだと思いますよ。「(SNSなどでの情報を実策に生かす手法)ソーシャルリスニング」とみなさん言いますが、聞いたところで採用していない。

 レポートが届いても引き出しにしまうのが政治のならい。私たちは引き出しには絶対にしまわない、約束したらやりましょうと決めています。

 さらに、今我々がしようとしているのが「ファクトチェック」です。