本コンテンツは、2024年12月に配信したJapan Innovation Review主催の「総集編 金融イノベーションフォーラム」における「基調講演:金融×ITがもたらす金融イノベーションの最新動向/城田真琴氏」のアーカイブ配信動画(32分10秒)です。

 野村総合研究所 DX基盤事業本部 プリンシパルアナリスト 城田氏が、金融とテクノロジーの融合がもたらす「Embedded Finance」と「ブロックチェーンビジネス」の最前線を解説。新興プレーヤーによる金融サービスの拡張、資産のトークン化、金銭債権のデジタル化が示す未来像まで──エコシステムの変化とビジネス機会を広い視点で読み解きます。

講演動画はコチラ

講師よりメッセージ

「エンベデッド・ファイナンス」という概念が知られるようになってから約4年が経過し、国内でもさまざまなサービスが生まれています。また、2023年の資金決済法の改正を契機として、ステーブルコインを活用した金融イノベーションの社会実装が始まりつつあります。本講演では、エンベデッド・ファイナンスとブロックチェーンを中心に、金融×ITによる金融イノベーションの最新動向や今後の展望についてお話しします。

【TOPICS】

  • エンベデッド・ファイナンスの進化と類型(BtoC/ニッチ市場型/BtoB)
  • 事業会社による金融機能の組み込みとBaaS導入判断(JR東日本の事例)
  • 法人向けB2B BaaSの台頭と新たな金融エコシステムの形成
  • セキュリティトークンとステーブルコインがもたらす金融革新
  • 拡大を続けるセキュリティトークン市場と主な裏付け資産の動向
  • JR西日本:デジタル特典付き個人向け社債によるトークン活用事例
  • RWAとしての金銭債権トークン化とその注目理由
  • 売掛金トークン化のデモ展示(NTTデジタル×Amazon×StraitsX)
  • セキュリティトークン発行件数・市場規模の推移と今後の見通し
  • ブラックロックのトークンファンド「BUIDL」が示す資産運用の未来